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第18回 【命の時計】

 毎日何度もお世話になる時計ですが、最近になって気付いたのは秒針の進む速さです。小さい頃の時計は「い~ち、にい~、」だったように思うのですが、今の時計は間違いなく「イチッ、ニッ、」と動くのです。思わず時計に「待ってくれよ」と叫びたくなるほどです。時計を停めたくもなりますが、そうしたところで、時間が刻々と過ぎることに変わりはありません。この瞬間は待った無し、時間を持て余すなんて勿体ないこと言ってられないのです。限りある時間、限りあるこの命。秒針のコチコチ動く音は、まさに「命の減算タイマー」のようです。
 人としての命終わる時は否応無しに誰にも訪れますが、その次の瞬間に阿弥陀様が、仏という新たな永遠なる命を約束してくださっています。人生の大晦日二十三時五十九分は必ずやってきますが、次の零時は「仏様新年」の始まりなのです。人の生命終わっても、皆が持つ「我が命の時計」は決して停まることはないのです。

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