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第44回 【おもちゃ】

 子供達も小学生になり、困っているのは部屋を占拠するおもちゃたちです。つい最近までは子供にとって宝物であったものが、今では見向きもされない状態です。勿体ないことです。おもちゃそれ自体に変化はなくとも、時間が経つと「厄介もの」という、この矛盾に考え込んでしまいます。
 でも私達大人も「いのち」に関して同じような態度をとってはいないでしょうか。若くて健康で働けるいのちは大切なものと思う反面、年老いて体が不自由になり、人に世話されながら生きるいのちを軽視することはないですか? いのちに価値はありません。値段をつけ、評価するものではないからです。価値を見出そうとするからおかしくなってしまうのです。いのちは存在そのものが尊いのです。あなたも私も、誰もがまったく同じだけ。
 いのちとおもちゃは違う…もちろん分かっていながら、大切ないのちをおもちゃのように玩(もてあそ)んでいませんか?