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【他に任せない私】(弘教寺だより 平成30年8月号掲載)

 「我に任せよ 必ずすくう」が阿弥陀様の御本願(誓いと願い)です。有り難いことです…でもその喜びの心は「すくうとか言うんだから何とか大丈夫そうだ」ではありませんか。
 私は普通「任せる」ことなんかしません。よほど相手を信頼しないと任せるなんて出来るわけがありません。信頼出来る相手に出遇わないと私は頼ること、頼むことをしません。
信頼し任せることが出来る相手など、真剣に探し求めなければ一生出遇うことはないでしょう。そして、そんな相手に出遇えなければ…自分を頼みに、自分で自分の人生を生きることになります。実際「普通の人」は皆そうしています。「老病死丸抱えで、苦悩から逃れることも出来ない自分」を依り処として生きているのです。まだまだ自分は大丈夫だと言い聞かせて。いや恐ろしいから自身を見つめ、考えることを放棄して…。
 「我に任せよ 必ずすくう」を有り難いと鵜呑みにする前に、「あなたはどうにもならんからこそ、私 弥陀があなたの全てを引き受けた。任せなさい」とおっしゃったのだと頂くことが大事です。どうにもならない私の為にどうあってもすくうと弥陀は誓われたのです。