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【すまし顔で生きています】(弘教寺だより 平成30年11月号掲載)

 北九州市の砂防ダムに迷い込んで出られなくなっていたイノシシ2頭は2週間ぶりに捕獲、山へ帰されました。エサもなく弱ったところをカラスの大群に狙われている姿が放映される等注目されていましたから、「良かった」とほっとされたお方も多いことでしょう。しかし、この山には元からイノシシ捕獲(駆除)用の檻が設置されているそうです。
 動物愛護法という法律で動物は守られます。その法律が保護するのは「牛、馬、犬、猫 アヒル等」と、人が占有している哺乳類・鳥類・は虫類です。両生類以下の脊柱動物や無脊椎動物にはこの法律は適用されません。例えば金魚やクワガタなどにどんな残酷なことをしてもこの法律に触れることはありません(器物損壊罪の適用はあり得るそうです)。
 生き物を愛護すべきかどうかは人間が「感覚」で決めています。蚊やハエ、ゴキブリは「トった」と言います。使う漢字は分かりません。「殺した」とは言いません…言いたくないから。 これが私達の本性です。何かおかしいですが、深く考える事も無くすました顔して生きています。仏様が私を心配し続けるのは、それだけの理由が私の側にあるからです。

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