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【立場の違い】(弘教寺だより 平成31年3月号掲載)

 介護講座にて、「介護の不安を語ろう」とのテーマで話合いの時間を持ちました。その際複数のお方から「子供が面倒を見てくれるだろうから心配していない」というご意見を伺いましたが、どうお感じになりますか? 「うらやましい」「私もそう思う」そして「ちょっと勘弁してほしい」という御声もありそうですね。
 介護について学んでいますと「財政的児童虐待」などという怖い言葉に出遭いました。現在の中高年が国からどんどん財政支出をさせることで、子や孫その先の世代に莫大な負債を押し付けることになるようです。「そんなこと言ったって、私は今大変なのよ」と言いたいお気持ちは分かります。でも五十年後、同じような発言をしても、社会がその方に何も出来ない状態になっている可能性があります。
 私には力がない→どうにも出来ない…その後なのです。出来ないのは事実だから仕方がない、その分は周囲がちゃんとやってくれ、当然の義務だろうと。一方で、出来なくて申し訳無い、ここまでやってもらえるのは真に有り難いことという受け止め方もあります。あなたはどちらに近いですか。御念仏申す者はどういう心持ちであるのだろうと思いますか?

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